神保町の古書店 @ワンダーのブログ
神田神保町の古書店、アットワンダーです。SF・ミステリ・映画関連品ほか、買取歓迎! 古書探求をお楽しみの後は、2階に併設のブックカフェ二十世紀で珈琲をどうぞ。
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2015/10/21(水) 13:09:00 | カテゴリ:文学
こんにちは。第56回東京名物神田古本まつりまでのこりわずかとなりました。
神田神保町が古書とひとで溢れかえる10日間に向け、現在、弊店も準備に奮闘しております。
各ジャンルとっておきの本をご用意しておりますので、古本まつりの際は是非@ワンダーまでお立ち寄りください!

本日は2階文学コーナーの入荷情報をおしらせいたします。
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野呂邦暢の文庫本がいくつか入荷いたしました。
野呂邦暢は1937年、長崎市に生を受けました。
地元の長崎県の高校を卒業後、自衛隊員や家庭教師などの職を転々としながら、1965年「ある男の故郷」で文學界新人賞佳作、のちに「海辺の広い庭」「鳥たちの河口」で芥川賞候補となり、1973年に「草のつるぎ」で芥川賞を受賞しました。
受賞の際には大岡昇平や瀧井孝作などから評価を受け、その後は長崎県諫早市を舞台にした小説や随筆を数多く残しましたが、1980年、心筋梗塞により惜しくも夭折しました。
派手な作品を書くような作家ではなく、故に話題となる事も少ない作家ですが、30年以上の時が経った今現在でも根強いファンを持ち、定期的に集成などが刊行されてもいます。
豊かな感性をもった視点と静かに流れるような筆致で作家内にもファンを持つ野呂邦暢の作品をこの機会に是非。
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下島勲著 『空谷山房随筆集 人犬墨』が入荷いたしました。
下島勲は日露戦争で軍医として従軍したのち、東京の田端で医院・楽天堂を開業しました。
空谷の号をもつ俳人でもあり、また、書画などの造詣も深く、それらを通じて萩原朔太郎・室生犀星・菊地寛などとも交流をもちました。中でも特別懇意にしていた芥川龍之介の主治医として知られ、その最期を看取った人物でもあります。
芥川龍之介が近しい人物を書いた『田端人』などでも登場する人物です。
今回入荷した随筆集『空谷山房随筆集 人犬墨』には「芥川龍之介終焉の前後」や「芥川龍之介の日常」などの随筆が収められ、芥川龍之介研究の一冊としても資料価値の高いものとなっています。
残念ながら函欠の裸本となりますが、貴重な一冊となっておりますので、この機会に是非。
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今年の5月、惜しくも亡くなられた私小説家・車谷長吉の署名・落款本が入荷いたしました。
タイトルは『阿保者』になります。

いずれも@ワンダー2階古書フロア文学コーナーで取り扱っております。
文学コーナーでは、国内文学作品・海外文学作品をはじめ、評論書や詩作品など取り扱っております。
また同フロアでは岩波文庫やちくま文庫をはじめ、講談社学術文庫、中公文庫などなど、たくさんの本をご用意しております。
神保町へお越しの際、また古本まつりへお越しの際は是非お立ち寄り下さい!

【文学関連書籍買取いたします!】
▽海外純文学作品
▽国内純文学作品
▽文学評論・作家評伝関連

歓迎いたします!
【文庫本の買取も行っております!】
▽岩波文庫各色
▽講談社学術文庫・講談社文芸文庫
▽ちくま文庫・ちくま学芸文庫

歓迎いたします!

店頭へのお持込みはもちろん、出張買入配送査定もご相談承ります!
お気軽にご相談ください。

買取相談フリーダイヤル 0120-154-727
メールでのご相談も承ります。 wonder@atwonder.co.jp
古本まつり期間中の古書買取ご相談について
 (準備日10/22(木)から最終日11/1(日)まで)
 期間中は店内大変混み合いますため、大変恐縮ではございますが、
 買取のご依頼(出張・配送・店頭へのお持ち込み)につきましては、
 古本まつり終了後までお待ちいただけますと幸いです。
 ご理解、ご了承の程、宜しくお願い申し上げます。


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