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2015/08/15(土) 18:30:00 | カテゴリ:海外コミック
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こんにちは、推理・SF担当のスタッフFです。本日も海外コミックコーナーからのお知らせです。
50年以上の歴史を持つヒーローを数多く擁するマーベルコミックス。
では、みんながみんな当初からずーっと人気者なのかというと、必ずしもそうではなく。
1963年創刊の〈X-MEN〉は、スタートから数年、なかなかブレイクの兆しが見えず、
1969年、DCコミックスから人気アーティスト ニール・アダムスを招聘しますが、
結局その翌年の66号を最後に連載は中断してしまいます。
【海外コミック】 1960年代のX-MEN
こうなると、通常は雑誌ごと刊行が打ち切りになってしまうものですが、
〈X-MEN〉は過去に発表された作品の再録誌となり、
67号以降も隔月での刊行が続けられました。
いくつか入荷しておりますので、ご紹介いたします。


〈X-MEN〉 69号(1971年)
16号 "The Supreme Sacrifice"
19号 "Lo! Now Shall Appear the Mimic!"を再録
(ともに1966年、脚本:スタン・リー 作画:ジャック・カービー&ジェイ・ギャビン)
〈X-MEN〉 71号(1971年)
20号 "I. Lucifer..."を再録
(1966年、脚本:ロイ・トーマス 作画:ウェルナー・ロス(=ジェイ・ギャビン))
〈X-MEN〉 72号(1971年)
21号 "From Whence Comes...Dominus?"
24号 "The Plague of the Locust!"を再録
(ともに1966年、脚本:ロイ・トーマス 作画:ジェイ・ギャビン(ウェルナー・ロス))
ファンタスティック・フォーはじめ、多くのマーベルヒーローを生み出した黄金コンビ、
スタン・リー&ジャック・カービー。
変異種ミュータントと人類の平和的共存を目指すヒーローチームX-MENも、この二人によって生み出されました。
69号には、両者が最後に〈X-MEN〉を担当した19号"Lo! Now Shall Appear the Mimic!"が再録されています。
目からオプティックブラストを放射するサイクロップス、翼で空を飛ぶエンジェル、
大きな手足、怪力と敏捷性をもつビースト、氷を生み出すアイスマン、
テレキネシスを用いるマーベルガール、そして指導者プロフェッサーXからなるX-MENの前に、
能力をコピーするヴィラン、ミミックが登場。
画像のようにひとりX-MENと化した強敵に、若きミュータントたちはどう挑むのか?
スタン・リーの後任となったロイ・トーマスは、後にマーベルの編集長にも就任する、
60~70年代の同社を牽引した功労者のひとり。
同時期には〈AVENGERS〉誌も引き継いでおり、その作品世界を大きく広げました。
たとえば、ただいまスクリーンを席捲するウルトロンやヴィジョンといったキャラクターも、
ロイ・トーマスが生み出したものです。
と、輝かしい製作陣に支えられたにも関わらず、人気がふるわなかったX-MEN。
やがてウルヴァリン、ストーム、ナイトクローラー、コロッサスら
世界中から集まったミュータントで構成された新しいチームが登場し、いよいよ状況が大きく変わるのですが、
それには1975年まで待たなくてはいけません。
不遇の時代の〈X-MEN〉誌、1階新着コーナーに陳列しております。
海外コミック探求は、神保町の@ワンダーで!
アメコミ/海外コミック、買います!
詳しくはこちらをごらんください。
原書(リーフ、TPB、HC)/日本語版、どちらも買取歓迎!
店頭へのお持ち込みの他、配送査定のご相談も承ります。
まずはメールで、お気軽にお問合せください。
wonder@atwonder.co.jp
50年以上の歴史を持つヒーローを数多く擁するマーベルコミックス。
では、みんながみんな当初からずーっと人気者なのかというと、必ずしもそうではなく。
1963年創刊の〈X-MEN〉は、スタートから数年、なかなかブレイクの兆しが見えず、
1969年、DCコミックスから人気アーティスト ニール・アダムスを招聘しますが、
結局その翌年の66号を最後に連載は中断してしまいます。
【海外コミック】 1960年代のX-MEN
こうなると、通常は雑誌ごと刊行が打ち切りになってしまうものですが、
〈X-MEN〉は過去に発表された作品の再録誌となり、
67号以降も隔月での刊行が続けられました。
いくつか入荷しておりますので、ご紹介いたします。



〈X-MEN〉 69号(1971年)
16号 "The Supreme Sacrifice"
19号 "Lo! Now Shall Appear the Mimic!"を再録
(ともに1966年、脚本:スタン・リー 作画:ジャック・カービー&ジェイ・ギャビン)
〈X-MEN〉 71号(1971年)
20号 "I. Lucifer..."を再録
(1966年、脚本:ロイ・トーマス 作画:ウェルナー・ロス(=ジェイ・ギャビン))
〈X-MEN〉 72号(1971年)
21号 "From Whence Comes...Dominus?"
24号 "The Plague of the Locust!"を再録
(ともに1966年、脚本:ロイ・トーマス 作画:ジェイ・ギャビン(ウェルナー・ロス))
ファンタスティック・フォーはじめ、多くのマーベルヒーローを生み出した黄金コンビ、
スタン・リー&ジャック・カービー。
変異種ミュータントと人類の平和的共存を目指すヒーローチームX-MENも、この二人によって生み出されました。
69号には、両者が最後に〈X-MEN〉を担当した19号"Lo! Now Shall Appear the Mimic!"が再録されています。
目からオプティックブラストを放射するサイクロップス、翼で空を飛ぶエンジェル、
大きな手足、怪力と敏捷性をもつビースト、氷を生み出すアイスマン、
テレキネシスを用いるマーベルガール、そして指導者プロフェッサーXからなるX-MENの前に、
能力をコピーするヴィラン、ミミックが登場。
画像のようにひとりX-MENと化した強敵に、若きミュータントたちはどう挑むのか?
スタン・リーの後任となったロイ・トーマスは、後にマーベルの編集長にも就任する、
60~70年代の同社を牽引した功労者のひとり。
同時期には〈AVENGERS〉誌も引き継いでおり、その作品世界を大きく広げました。
たとえば、ただいまスクリーンを席捲するウルトロンやヴィジョンといったキャラクターも、
ロイ・トーマスが生み出したものです。
と、輝かしい製作陣に支えられたにも関わらず、人気がふるわなかったX-MEN。
やがてウルヴァリン、ストーム、ナイトクローラー、コロッサスら
世界中から集まったミュータントで構成された新しいチームが登場し、いよいよ状況が大きく変わるのですが、
それには1975年まで待たなくてはいけません。
不遇の時代の〈X-MEN〉誌、1階新着コーナーに陳列しております。
海外コミック探求は、神保町の@ワンダーで!
アメコミ/海外コミック、買います!
詳しくはこちらをごらんください。
原書(リーフ、TPB、HC)/日本語版、どちらも買取歓迎!
店頭へのお持ち込みの他、配送査定のご相談も承ります。
まずはメールで、お気軽にお問合せください。
wonder@atwonder.co.jp
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