神保町の古書店 @ワンダーのブログ
神田神保町の古書店、アットワンダーです。SF・ミステリ・映画関連品ほか、買取歓迎! 古書探求をお楽しみの後は、2階に併設のブックカフェ二十世紀で珈琲をどうぞ。
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こんにちは、推理・SF担当のスタッフFです。
ミステリコーナーからお知らせいたします。本日は海外のジュヴナイル作品、
児童向けに翻訳されたものではなく、明確にジュニア小説として書かれたミステリをご紹介いたします。
昭和53~54年ハヤカワ文庫Jrから全8冊が刊行された
エラリイ・クイーン《ジュナの冒険》シリーズ、全巻まとめて入荷しました!

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 『黒い犬の秘密』(訳:西脇順三郎)『金色の鷲の秘密』(訳:内村直也)
 『緑色の亀の秘密』(訳:中村保男)『赤いリスの秘密』(訳:中村能三)
『茶色い狐の秘密』(訳:福原麟太郎)『白い象の秘密』(訳:石井桃子)
 『黄色い猫の秘密』(訳:村岡花子)『青いにしんの秘密』(訳:大久保康雄)

1940~50年代に、エラリイ・クイーン・ジュニア名義で発表されたジュヴナイルミステリシリーズ。
名探偵エラリイ・クイーンが活躍する一連の作品のうち、初期の《国名シリーズ》に顔を見せる
クイーン家の給仕/料理人、ジュナ(ジューナ)少年を主人公に据え(同名の別人という見方も)、
愛犬チャンプとともに謎に立ち向かう8つの冒険譚です。
昭和30年代に早川書房《ジュニア・ミステリー》として翻訳されたものが、
ジュヴナイル/ヤングアダルト文庫レーベルとして立ち上げられたハヤカワ文庫Jrに収められました。

各巻にはそれぞれの訳者による序文、そして巻末に都筑道夫の解説が添えられており、
「ジュニアと名乗っているが、実はクイーンそのひとが書いている」こと、
エラリイ・クイーンの略歴、フレデリック・ダネイとマンフレッド・リー、そしてバーナビー・ロスのことなど、
アメリカの偉大な推理作家について、子どもたちにわかりやすく書かれています。
ところが、実は“エラリイ・クイーン・ジュニア”はいわゆるハウスネーム。
これらの作品はサミュエル・マッコイ他、別の作家によって書かれたもので、
クイーンは監修として関わっています。

《ジュナ》シリーズは、上記8作の他、60年代に『紫の鳥の秘密』が書かれています。
 (近年ハヤカワミステリマガジンに訳載)
エラリイ・クイーン・ジュニア名義では、さらにもう2作品が存在。
『The Mystery of the Merry Magician』『The Mystery of the Vanished Victim』
こちらではエラリイの甥、ガリバー・クイーンが主人公を務めているそうです。

ちなみにハヤカワ文庫Jr、この他にはスパイダーマンの小説版が訳出されており、
こちらも弊店海外コミックコーナーにございます。

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近年、映画原作などで存在感を増す海外ジュヴナイル/ヤングアダルト小説。
またこういう文庫レーベルができたら面白そうだな……などと夢想しております。
海外の少年少女が熱狂した作品群、ぜひお楽しみください。
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