神保町の古書店 @ワンダーのブログ
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こんにちは、推理・SF担当のスタッフFです。
本日海外ミステリコーナーからお知らせいたします。
ジョルジュ・シムノン『倫敦から来た男』が入荷しました!
(訳:伊東鋭太郎 昭和11年発行、サイレン社)

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フランス北部の港町で転轍手として30年勤め、平凡に暮らしていた男マロアンは、ある日、殺人現場を目撃してしまう。
出来心で被害者の鞄、五千ポンドの大金を詰め込んだ鞄を持ち去ったことから、マロアンの人生は大きく狂い始める。

メグレ警視ものでよく知られ、世界中で読み継がれているジョルジュ・シムノンですが、
ノンシリーズものの名作も多く残し、文学方面においても高い評価を受けています。
それらの作品は近年、長島良三の翻訳による《シムノン本格小説選》として河出書房新社から刊行され、
『倫敦から来た男』もそちらに収められています。
今回入荷したのは、三上於菟吉が興したサイレン社から戦前に発行されたもの。
これに先駆けて『男の頭(男の首)』『黄色い犬』といったメグレものの傑作が紹介され、
その心理的手法が江戸川乱歩はじめ、多くの国内探偵作家に刺激を与えていた時分で、
本書にも乱歩が序文を寄せ、“純粋犯罪小説としては殆ど比類なき名作である”と評しています。

後半にはメグレものの一作『自由酒場』が併載。
コート・ダジュールのアンチーブ岬、ある別荘の庭に男が埋められていた事件を追うメグレは、
やがて男が通い詰めていたカンヌの小さな酒場にたどりつく……。
伊東訳のものが出たきり、長らく再刊されず幻となっていた一作ですが、
こちらも今年に入り、論創社より『紺碧海岸のメグレ』として完訳版が刊行されています。

戦前翻訳探偵小説の貴重な1冊、
残念ながらイタミ、蔵書印などございますが、1階靖国通り側レジ後方に陳列しております。
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