神保町の古書店 @ワンダーのブログ
神田神保町の古書店、アットワンダーです。SF・ミステリ・映画関連品ほか、買取歓迎! 古書探求をお楽しみの後は、2階に併設のブックカフェ二十世紀で珈琲をどうぞ。
20170912345678910111213141516171819202122232425262728293031201711
こんにちは、推理・SF担当のスタッフFです。
本日は海外コミックコーナーからご紹介いたします。

各社からの翻訳で、海外コミックが毎月多く紹介されている昨今。
ヒーローコミックのみならず、多様な作品が日本語で読めるようになっています。

●大人気の海外ホラードラマ『ウォーキング・デッド』
 ロバート・カークマン原作コミック(日本語版:飛鳥新社刊)も、むせかえるほどの傑作です!
 ご興味をお持ちの方はぜひ。

●昨年のベスト映画のひとつに数えられる『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』
 その原作を手がけたエド・ブルベイカースティーブ・エプティングの最新作、
 『ベルベット』(日本語版:SPARKLIGHT COMICS)は、70年代を舞台にしたスパイスリラーコミックです。
 同じくSPARKLIGHT COMICSから日本語版が出ている、
 エド・ブルベイカーショーン・フィリップスノワール・ホラー『ファタール』も面白いですよ。

2013年ヒューゴー賞グラフィックストーリー部門を受賞した
 ブライアン・K・ヴォーンフィオナ・ステイプルズ『サーガ』(日本語版:小学館集英社プロダクション)
 こちらは5月刊行予定、SFファンのみなさまも要チェックです。

……と、「古本屋のくせに新刊紹介ばかりしてどういうつもりか」という感じですが。
これらのコミックは、みなイメージ・コミックスという出版社から出た作品です。
DCやマーベルで一線を張るライター/アーティスト、人気・実力を兼ね備えたクリエイターが、
こぞってここから自身のオリジナル作品を出しています。
出版社が作品・キャラクターの著作権を持つDC・マーベルとは異なり、
クリエイター自身が権利を持ち、メディア展開などで大成功をおさめたものも。
今年のヒューゴー賞には(諸事情で妙な空気が漂ってはいますが)、
マット・フラクションの奇想SFコメディ『SEX CRIMINALS』
カーティス・J・ウィーブの中世ファンタジー『RAT QUEENS』がノミネート。
コミックファンのみなさまはもちろん、SFやミステリファンの方々にも、
ぜひ押さえておいていただきたい出版社のひとつなのです。

イメージ・コミックスが誕生したのは1992年
設立者となったのは、権利が出版社に帰属する従来の形態に異を唱えた当時の売れっ子作家たち。
本日は、そのうち3人の作品をご紹介いたします。

まずはマーベルでスパイダーマンを手がけ、トップアーティストとなったトッド・マクファーレン
スパイディの描き方を再定義し、ヴィランには改めて恐ろしさ・不気味さを加えたその功績については、
名作『SPIDER-MAN:TORMENT』などをご参照ください。
こちらは初期イメージ・コミックスを牽引、現在も続く人気作『SPAWN』12号、
サイン入&別紙サインカード付
です!

IMG_20150424_135929.jpg

『SPAWN』は日本語版も多く出て映画化もされましたし、
マクファーレン・トイズから発売されたフィギュアブームをご記憶の方も多いのではないでしょうか。
このひとがスポーンです。

IMG_20150424_140055.jpg

裏切りに遭い暗殺され、魔界の兵士ヘルスポーンとして転生したCIA工作員、アル・シモンズの物語。
魔界の支配者に弄ばれ、死亡から五年後の世界に送り込まれ、苦悩するアル。
この12号では、暗殺の下手人の名が明らかに。

続きまして、昨年の海外マンガフェスタで来日を果たし、多くのファンを喜ばせてくれたジム・リー
マーベルのX-MENで頭角を現し、現在はDCコミックスの発行人も務める才人です。
こちらは、ジム・リーがイメージで発行した『WILD C.A.T.S』日本語版(メディアワークス)です。

IMG_20150424_140143.jpg

ケルビンとデーモナイト、二つの宇宙種族の抗争を描くSFアクション。
ジム・リーが幼い頃から練り上げてきた構想を形にした作品なのですが、
シリーズ途中で『ウォッチメン』のアラン・ムーアをライターに迎え、波乱の展開に突入。
オリジナルをより面白くしてしまうムーアのちゃぶ台返しの一例としても知られています。
ことによっては今頃天下のメジャーキャラクターになっていたのではないか、
と個人的には思っている二人のヒーロー、グリフターゼロットの見開きゴマをどうぞ。

IMG_20150424_140817.jpg

90年代ならでは、折込ページを駆使した大迫力の演出(日本語版2巻より)。
※画像クリックで大きなサイズをごらんいただけます。

最後に、いまや日本でもぶっちぎりの大人気マーベルキャラクター、
デッドプールの生みの親、ロブ・ライフェルド
イメージでは、アメリカ政府公認ヒーローチーム『ヤングブラッド』を生み出しましたが、
残念ながら在庫がないため、別の作品をご紹介します。

IMG_20150424_141321.jpg

マーベルでの代表作、『X-FORCE』第1号! 5冊
一見同じものがズラリと並んでいるようですが、
こちらは初版付属トレーディングカード5種コンプリート(未開封!)セットです!

IMG_20150424_141422.jpg

デッドプールカードもありますよ。
ロブが生んだもうひとりの人気キャラクター、ケーブルが主役となった『X-FORCE』
この第1号(91年8月、390万部)は、当時のコミックブック発行部数記録を更新しました。
(その前の記録がマクファーレン『SPIDER-MAN』1号(90年8月刊、265万部)で、
この直後にジム・リー『X-MEN』1号(91年10月刊、750万部)でさらに更新。
わずか1年と少しの間の出来事で、当時の3人の勢いが窺えるエピソードです)

上記3人と、エリック・ラーセン、マーク・シルヴェストリ、ジム・ヴァレンティノ、ウィルス・ポータシオ、
7人の作家が立ち上げたイメージ・コミックス。
マーベル・DCほどのボリュームではありませんが、この他にも店内で取扱いがございます。
海外コミック探求は、神保町の@ワンダーでお楽しみください!



【予告 今年もやります、GWアメコミまつり!】
海外コミックコーナー、おかげさまで入荷が相次いでおります。
5月2日(土)からの連休にお披露目できるよう、
ただいま大量の新入荷品の商品化進行中です!
5月1日(金)夜に、こちらで一部をご紹介できれば、と考えております。お見逃しなく!



アメコミ/海外コミック、買います!
詳しくはこちらをごらんください。

原書(リーフ、TPB、HC)日本語版、どちらも買取歓迎!
店頭へのお持ち込みの他、配送査定のご相談も承ります。
まずはメールで、お気軽にお問合せください。
wonder@atwonder.co.jp
関連記事
スポンサーサイト
copyright © 2004-2005 Powered By FC2ブログ allrights reserved.