神保町の古書店 @ワンダーのブログ
神田神保町の古書店、アットワンダーです。SF・ミステリ・映画関連品ほか、買取歓迎! 古書探求をお楽しみの後は、2階に併設のブックカフェ二十世紀で珈琲をどうぞ。
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こんにちは、推理・SF担当のスタッフFです。
本日は海外コミックコーナーより、
小説・ドラマなど他メディアとの関わりの強いものをご紹介いたします。

脚本・作画・ペン入れ・着色・文字入れと、分業体制で製作されることが多いアメリカンコミックでは、
SF幻想文学・ホラークライムノベルなど、小説が本業の作家が脚本を務めることもよくあります。
近年ではチャイナ・ミエヴィル『DIAL H』や、ジョー・ヒル『LOCKE & KEY』が話題になりました。

こちらの『ULTIMATE IRON MAN』で脚本を務めているのは、
『エンダーのゲーム』で知られるオースン・スコット・カード

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マーベルが2000年代に立ち上げたアルティメットレーベルの一作品。
アベンジャーズを現代的にリファインした『アルティメッツ』の後に書かれた、
アイアンマンの単独主演作です。続編も書かれ、ここでもカードが脚本を務めています。
最近ではDCコミックス『Adventures of Superman』のライターに起用されたカードですが、
これは諸事情により製作保留状態に……。


また、小説のコミック化も盛んに行われています。
近年では、ダーウィン・クックによるリチャード・スターク『悪党パーカー』シリーズのコミック版が、
きわめて高い評価を得ています。

リチャード・コーベン『BLOODSTAR』(1979年、ソフトカバー版)は、
ロバート・E・ハワードの短篇「妖蛆の谷」(創元推理文庫『黒の碑』に収録)を元にした作品。
書き下ろしの長編コミック、あるいは大人の読者を対象にした文学的志向を持つコミックを、
「グラフィック・ノベル」と呼ぶ場合がありますが、
それをカバーや序文の中で自ら用いた初めてのコミックでもあります。

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画像右は、メアリー・シェリー『FRANKENSTEIN』(Marvel Illustrated Novel)です。
コミックではありませんが、これまでにも何度かご紹介しましたホラーコミックの雄、
バーニー・ライトソンによる恐ろしい挿絵がふんだんに使われ、
ゴシック小説・ホラーの古典中の古典に新しいイメージを与えています。
序文を寄せているのはスティーヴン・キング『クリープショー』コミック版や、
『ダーク・タワー5』『ザ・スタンド』の装画などでライトソンとコラボレーションを果たしています。


最後に、映像方面から。
先日は『スター・ウォーズ』や『デューン』のコミック版をご紹介いたしましたが、
SFドラマの代表格『スター・トレック』もコミック版展開が盛んに行われています。
古くはGold Key Comics、現在はIDW Publishingからシリーズが刊行中。
こちらは90年代にマーベルコミックスから刊行された作品です。

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ご覧のとおり、X-MENとのクロスオーバー2作品(96年、98年)。
それぞれ、カーク船長やスポックでおなじみ『宇宙大作戦』(TOS)世代、
ピカード艦長ら『新スタートレック』(TNG)世代が、人気絶頂期のX-MENと共闘。
となると気になるのが、パトリック・スチュワートが演じたピカード艦長と、
同じくパトリック・スチュワートが後年演じるプロフェッサーXの共演ですが、
ここでは残念ながら後者が欠席。

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