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【恐怖小説】 ユア コース シリーズ 『世界の恐怖怪談』!

こんにちは、推理・SF担当のスタッフFです。本日は久々に恐怖小説をご紹介。
ある世代の愛読者の皆様にとっては、忘れがたい“最初の一冊”となっているのではないでしょうか、
荒俣宏・武内孝夫『世界の恐怖怪談』が入荷しました!
(昭和52年初刷、学研ユア コース シリーズ25)

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◆夜ひとりで読むと、特にこの本のこわさが味わえます。
          ――巻頭 〈この本についてひとこと〉より

70年代、紀田順一郎とともに雑誌〈幻想と怪奇〉(三崎書房~歳月社)、
『怪奇幻想の文学』(新人物往来社)、『世界幻想文学大系』(国書刊行会)などを編纂、
精力的に海外怪奇幻想文学の紹介を行っていた荒俣宏
“恐怖の快感”を渇望するおとなたちに応えつつ、その目は未来にも向けられていました。
学研ユア コース シリーズの1冊として児童向けに編まれた本書は、
W・W・ジェイコブズ、 H・R・ウェイクフィールド、レ・ファニュ、
A・ビアス、デ・ラ・メア、M・R・ジェイムズ、ブラム・ストーカー、
ラヴクラフト、D・H・ケラー、ルヴェル、W・コリンズ、ブラッドベリ、
R・ブロック、R・マシスン、P・K・ディック、P・ハイスミス、
シャーリイ・ジャクスン、ジェローム・K・ジェローム
など、
欧米の名作恐怖短篇を古典からSF方面の現代的なものまで38作精選、
短く書きあらためてまとめたものです。

ビジュアル面にも異様な力が入っており、辰巳四郎、藤本蒼、小悪征夫、
秋吉轡、天堂寺慎、南村喬之、山本耀也
らの挿絵がふんだんに使われている他、
各部の扉にはマウリッツ・エッシャーのふしぎな絵画が掲載。
第3部はまるまる“ふしぎな展覧会”なる幻想絵画特集頁となっており、
やはりエッシャー、そしてゴヤ、ムンク、キリコらの作品世界が広がっています。

さらに各頁下部には恐怖のミニ知識コーナーが設けられ、
合間に挟まる“ちょっと一服”と称するコラムでは、恐怖にまつわる心理学や、
きつめのブラック・ユーモア、人間を発狂に追いやる精神ごう問あれこれが紹介。
穏当な頁が一枚も存在しません。

その一方、各原作者のプロフィール古今の恐怖小説名作ガイドと、
次へと進むためのステップもきちんと準備された親切なつくりで、
恐怖する楽しみを知った子どもたちを、さらなる深淵にやさしく引きずり込んでくれます。
(実際引きずり込まれて今にいたる方も多いことでしょう)

1階ガラスケースに陳列しております。どうぞおはやめに!
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【海外ホラー】 もういちどマシスン『地獄の家』

こんにちは、推理・SF担当のスタッフFです。
本日はホラー小説。前回に引き続きリチャード・マシスン
先日掲載できなかった代表作のひとつ『地獄の家』が入荷しましたので、
かんたんにご紹介いたします。

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リチャード・マシスン『地獄の家』
(訳:矢野徹、昭和47年再版、ハヤカワ・ノヴェルズ)


バレット博士とその妻エディス、霊媒のフローレンスとフィッシャーの四人は、
死後の存続についての答えを求める富豪ドイッチュに乞われ、
メイン州の“地獄の家”と呼ばれる魔の館、ベラスコ・ハウスへ。
冒涜・倒錯・堕落の果てに二十七人の死体を転がして姿を消した家主、
“咆哮する巨人”エメリック・ベラスコが残したその屋敷は、
これまでに二度の調査が行われ、参加した八人が正気を失い、
自殺に追い込まれた“幽霊屋敷のエベレスト”。
恐怖と戦慄が四人を待ち受ける……。

1971年発表、原題もズバリ『Hell House』
古典的な幽霊屋敷テーマに心霊・超心理学研究の最新の成果などを取り入れ、
新境地を切り開いた記念碑的作品です。“地獄の家”ベラスコ・ハウスは、
本作に影響を与えたシャーリイ・ジャクスン『山荘綺談(たたり、丘の屋敷)』〈山荘〉
同じく『山荘綺談』門下生、スティーヴン・キング『シャイニング』《景観荘》ホテルとともに、
3大幽霊屋敷として、いまも恐怖の丘にそびえ立っています。

こちらのノヴェルズ版は、ハヤカワ作品にたまに見られる
“返金保証”の袋とじ仕様で刊行されていますが、惜しくも開封済
(本体にも、残念ながらイタミあり……
海外SF・怪奇・幻想棚に並べております。

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【海外ホラー】 リチャード・マシスン!

こんにちは、推理・SF担当のスタッフFです。
本日は久々に恐怖小説。多くの後進にいまも絶大な影響を与える斯界の巨人、
リチャード・マシスンの初期作品を中心にご紹介いたします。

1950年〈Fantasy & Science Fiction〉誌でデビュー以来、
ホラー、ファンタジー、SF、ミステリと各分野で才をふるったマシスン。
第1短篇集『Born of Man and Woman』(1954年)から13作を翻訳した
『モンスター誕生』には《魔女からエイリアンまで》という副題が添えられ、
デビュー作となった掌編の表題作やタイム・マシンもの「夕食までに帰るよ」などなど、
当初から発揮されていた異才を示す、バラエティに富んだ恐怖短篇の数々を収録。
(訳:柿沼瑛子 昭和60年初版、ソノラマ文庫海外シリーズ)

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『激突!』日本オリジナルの短篇集です。
(訳:小鷹信光 昭和48年発行、ハヤカワ文庫NV)
こちらも1950年代に発表された短篇を中心に収録したもので、
先述の『モンスター誕生』翻訳版からカットされたものの多くは、こちらに収められています。
そして、この中で唯一、1971年に発表されたのが表題作「激突!」
正体不明の巨大なタンク・トレイラーの追撃を受ける恐怖を描く本作は、
同年、マシスン自身による脚本でテレビ映画化されました。
脚本家としてテレビ・映画の世界にも深く関わったマシスン、
多く手がけた自作の映像化には、映画史に残る名作として語り継がれるものもあり、
映画版「激突!」はかのスティーヴン・スピルバーグ初監督作品にして、
世界にその名を知らしめる傑作ホラー映画となりました。

マシスンは短編の名手として知られる一方、いまや古典に数えられる長篇も多く残しています。
『I am Legend』の原題もおなじみの『地球最後の男』
(訳:田中小実昌 昭和52年発行 ハヤカワ文庫NV)
何度も映画化されたこちらがマシスン最初の長篇ホラー(1954年)
吸血鬼の世界と化した地球にただひとり生き残った人類、ロバート・ネヴィルの孤独な戦いを描いた本作は、
吸血病が蔓延するかのごとく、ジョージ・A・ロメロの『ゾンビ』シリーズなどのフォロワーを生み出しました。
日本においても、ハヤカワ・SF・シリーズでの初訳『吸血鬼』(昭和33年)
筒井康隆や藤子・F・不二雄に刺激を与え、やはり近い趣向の作品が書かれています。

昆虫なみの大きさに縮んだ男の目前に広がる悪夢を描いた1955年の2作目『縮みゆく人間』は、
『ミクロの決死圏』などに先駆けて、ミクロの世界を取り扱ったSFサスペンスの名作。
(訳:吉田誠一 昭和63年2刷 ハヤカワ文庫NVモダンホラーセレクション)
最近の話題作でいえば、マーベル映画『アントマン』が直系のフォロワーとして挙げられます。
(アントマンの原作は1961年に発表されています)

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また、現役ホラー/SF作家の多くが、マシスンへの多大なリスペクトを公言しており、
スティーヴン・キング&ジョー・ヒルディーン・クーンツらが参加した
マシスントリビュートアンソロジー『ヒー・イズ・レジェンド』(小学館文庫)も記憶に新しいところ。
いまなおフレッシュなアイディアの数々と卓越した語り口、ぜひお楽しみください。
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【怪奇小説】 国書刊行会版《ウィアード・テールズ》!

こんにちは、推理・SF担当のスタッフFです。
本日は怪奇小説コーナーからご紹介いたします。
那智史郎・宮壁定雄編《ウィアード・テールズ》全5巻が入荷しました。
(1984~1985年、国書刊行会 ※88年発行の別巻は無し

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20世紀前半のアメリカで隆盛を誇ったパルプマガジン。
ザラザラとした安い紙に様々なジャンルの大衆小説を掲載し、
「悪書、三文雑誌」と言われる一方で、SFや犯罪小説の素晴らしい作家を多く輩出しました。
中でも、怪奇小説・ホラージャンルにおける最重要誌といえるのが、
1923年から1954年まで全279号が刊行された〈WEIRD TALES〉
ラヴクラフトC・A・スミスロバート・E・ハワードロバート・ブロックら、
アメリカの怪奇文学を代表する作家を世に送り出した伝説的なパルプマガジンです。

1980年代半ば、国書刊行会から刊行されたこの日本語版では、
《1923-1926年 台頭時代》、《1927-1929年 興隆時代》、
《1930-1934年 黄金時代前期》、《1935-1939年 黄金時代後期》、
《1940-1954年 終焉時代》
、と年代順にその歴史を辿る5巻構成で、
各時代を彩った名作・秀作・怪作がたっぷり収録されています。
当時の挿絵や広告頁、読者からのお便りまで掲載し、
紙質当時のものの再現を目指したこだわりの造本です。

残念ながら、〈研究・資料篇〉たる別巻のみ欠品となっていますが、
珠玉の“恐ろしい話”30年分、ぜひご堪能ください。
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【怪奇小説】 恐るべきライヴァルたち

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本日は怪奇小説コーナーからご紹介いたします。
マイケル・パリーによるテーマ別アンソロジー3冊セットが入荷しました!

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『ドラキュラのライヴァルたち』
『キング・コングのライヴァルたち』
『フランケンシュタインのライヴァルたち』

(それぞれ小倉多加志・宇佐川晶子・仁賀克雄 訳、
 ハヤカワ文庫NV、昭和55・56年)


ブラム・ストーカーが伝説より呼び寄せた怪人ドラキュラ伯爵
メリアン・C・クーパーエドガー・ウォーレスが遺したゴリラの神キング・コング
メアリー・シェリーが造り上げた死体の合成人間フランケンシュタインの怪物
いずれも斯界にいまなお君臨し、恐怖をふりまきつづけるスーパースターですが、
こちらのアンソロジーでは“吸血鬼”“怪物”“人造人間”
3つのテーマから名作・傑作を精選、彼らに劣らぬモンスターが次々と登場します。

M・R・ジェイムズロバート・ブロックラムジー・キャンベル
C・A・スミスアンブローズ・ビアスヘンリー・カットナー
H・P・ラヴクラフトら怪奇・幻想のビッグネームが名を連ねるほか、
名作の続編的作品や古今のヒーローのパスティーシュも多く手がけたフィリップ・ホセ・ファーマー
『キング・コング』の後日譚を語る「キング・コング墜落のあと」
ユーモア文学の最高峰『ボートの三人男』で知られるジェローム・K・ジェロームによる
自動人形を扱った小品「ダンシング・パートナー」
ロボットSFの古典『ロボット市民』のイアンド・バインダー(同書内ではビンダー表記)の
奇妙な“ロボット”と精神科医のやりとり「鉄の男」など、
バラエティに富んだ恐怖譚がたっぷり32篇。ぜひお楽しみください。

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